ひ弱な野生児 その6 スッポンポンで外へ



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ひ弱な野生児 その5からつづく


周りには他に家がない、ということは人目を気にしなくてすむということでもあります。

暑がりなら服など着なくていいのです。

特に小さい子なら裸で当たり前。

家の中でも外でも裸。

これなら洗濯も楽です。

その当時、我が家の洗濯機は全自動ではなくて二槽式でした。

洗濯槽で洗った洗濯物を一回ずつ脱水槽に移して脱水スイッチを入れる。

注水も止水も手動でする実にアナログタイプの洗濯機です。

このニ槽式洗濯機で毎日30~40枚の汚れた布オムツを洗濯していたのでした。

室内ではオムツ以外は身に着けない鉄兵。

ヨチヨチ歩くようになったので、外に出て歩かせてみます。

オムツもはずしてスッポンポンにしてやりました。

何と解放的。

季節は夏が終わって暑さも一段落。

足元は怪我をするといけないので、一応靴だけは履かせます。

直射日光も当たらないように帽子も頭にかぶせて。

素っ裸に帽子と靴だけは着けて

と言うとなんだか“アブナイおじさん”みたいに聞こえますが、そこは赤ちゃんなので何をやっても許されます。

誰も見る人もいませんし。

季節も移り、柔らかい日射しを浴びて、草の上をヨチヨチと歩いています。


気持ちよくなったのでしょうか、そのまま地面に

「シャーッ」

と放尿。

その瞬間、自分の体の部分から水分が突然に放出されたことにビックリして彼は思わず後ずさりしていました。

そして自分のチンチ○をじっと見つめていました。

なるほど、人類はこうして自分の排泄の仕組みを発見するのか。


この日からオムツ無しの生活が始まったのでした。

生後1年になる前でした。

オムツをはずしてと言っても、まだまだあちこちにオモラシをしてしまうことは多く、部屋の中で雑巾を持ってオシッコやウ○チの後始末をして追いかける日々でした。

部屋全体が大きなゴミ箱と化している

と悪口を言っていた私ですが、それどころか、こんどは部屋全体がトイレになってしまいそうです。


完全に昼も夜もオムツが取れるまでにはその後半年を費やしました。

それでも紙オムツが普及している現代ではオムツが取れる時期は一般的に2歳半~3歳だと言われていますから、布オムツとスッポンポン育児のおかげでかなり早い方なのです。

布オムツの洗濯も、強い日射しの下、風通しのよい所に干せば半日で乾いてしまいますからそれほど苦ではなかったのです。

でも外出する時に大きなカバンにオムツを詰めていくのと、ほとんど手ぶらでよいのとでは大きなちがいです。

何より子ども自身がオムツを取ってもらって快適なのです。

ようやく野生児と呼べるのは「裸で暮らす」ということだけが該当することになりました。

涼しい日にはシャツも着ますが、いつも下半身は裸。

産まれる前に、気合入れてベビー服、幼児服をたくさん縫って作っておいたのにほとんど着ることがありません。

気温の低くなる冬には暖かい上着も着ることがあります。

その時も下半身はスッポンポンのむき出しスタイル。

「チ○チンが、いえ、お腹が冷えるよ、おズボン履こうね」

「イヤー、イヤイヤ」

ズボンもパンツも履きたがらず、無理に履かせると脱いでしまいます。

「困ったネエ」

「誰も見ないんだからいいんじゃない?」

上は可愛いカラフルな子供服、下は丸出し、靴も可愛いデザインの靴、で歩き回る牧場の幼児に育っていきました。


ひ弱な野生児 その7につづく



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