超猛烈な台風 その3

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前が見えない、後ろも見えないセンターラインもほとんど見えない状態でノロノロ運転しています。

やっぱり来なきゃよかったなあ、「台風時は外出を控えて厳重に注意してください」って市の広報車が昨日放送してたっけ。

この暴風雨のおかげで、いつもよりかなり時間がかかって目的地到着。

用が済んだらすぐに引き返します。

帰り道はもっと過酷でした。

台風がさらに接近しているのかますます風が強くなってきています。

おまけに逆向きで、今度は進行方向が風の吹いてくる方向に向かってしまいます。

道路の冠水ももっとひどくなっています。

(お家に無事に帰れるかなあ・・・)

時々ですが瞬間風速30か40m/sつまり108km/hから144km/hの風がビュンッ、と来て車が揺れます。

ひっくり返らないかな、怖っ!

何度目かの突風で運転席のドアの上の短い庇がガタガタ鳴り出しました。

窓の隙間から雨が入らないようについている幅5cmくらいのプラスティック製の庇です。

バタバタバタバタ・・・・

はずれかかってる!

運転しながら横目でチラチラみていましたが数秒後、

ベキッ!

取れました。

千切れた庇は右側からの風でボンネットの上、ワイパーの付け根に乗ったのが見えます。

どうしよう、停まって降りて拾うべきか、いや、ここで外には出られないでしょう・・・・。

などと思いましたが次の瞬間、庇はビュンと飛んで見えなくなりました。

どうにか明るいうちに家にたどり着きました。

車は風向きを考えて。建物の風下になる場所に停めます。

車を降りて家に入る、その数秒間だけでずぶ濡れになります。

長女と次女は私が居ない間も働いてくれていました。

屋上に置いたままの牛乳コンテナのいくつかを紐で固定したはずが、紐が緩んで道路の方に落ちていたのだそうです。

通行の邪魔になるので片付けてくれていました。

二人もずぶ濡れになって、シャワーに入るところでした。

交替でさて私が入ろうとすると停電です。

それでも今まで停電にならなかったのが幸運なくらいです。

停電だとガス湯沸かし器が使えません。

電気がないとファンが回らなくて点火しないのです。

夏とは言え長く濡れた身体を水のシャワーで洗います。ブルブル。

暗くなる前にロウソクと懐中電灯の確認です。

台風の進路を一番知りたい時にテレビもパソコンも使えません。

電話の天気予報177を聞こうにも、電話線は電線よりも早くに不通になっています。

電話線を切られ、電気も断たれ、というとサスペンス映画のようですが、台風のときはいつものことです。

することもなく窓際のベッドにコロンと横になってガラス窓越しに外を見ます。

電線は切れてるのかな?と上を見上げてビックリ。

パッションフルーツの棚用に作った鉄の鋼材の丈夫な柱と手すりがぐらんぐらんと風に揺れて傾いています。

柱は30度くらい傾き、手すり部分は屋根から50cmもはみ出しています。

「きゃあ、見て、あの柱」

「ホントだ、あんなにへし曲がってる」

「どうする?」

「どうもできないよねえ」


まだ台風は再接近ではないのです。

このまま何時間も暴風が続いたらますます傾きます。

そう言っている間にもう柱は45度くらい傾いて、手すりは屋根の外に1mも飛び出しています。

「わ、落ちて来ないだろうね、あの鉄」

「もし落ちてきてガラスに当たったら終わりだね」

窓ガラスが割れたら暴風が吹き込んで室内はめちゃくちゃになります。

想像しただけでぞっとします。

風の向きから判断すると、まだまだ台風は近づいてくるようです。


→つづく


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