台風来るなら防風対策

  人気ブログランキングへ

 最新記事がトップに来ています。

最初から読まれる方はここ「キャンプへGOその1」からどうぞ。


毎年夏になると必ず沖縄地方を訪れる台風。

今年も石垣島にやって来ました。

数日前からネットで台風の強さと進行方向とスピードを睨んではらはらしていました。

「あれえ、台風こっち来るよ、準備しないと」

「いや、まだわからんよ、コースがはずれたら対策の必要はないんだから」

それはそうです。早くから準備して空振りだと苦労が無駄になります。

余計な仕事はしたくはありません。

「あ、やっぱりこっちに向かってる」

「まだコースが変わるかも知れないよ。明日になって風が強くなってからでいいよ」

そうかなあ、今でも相当強い風なんだけどなあ。

暴風雨の中でびしょ濡れになりながら仕事するのはイヤなんだけど。

「直撃は免れたとしても、強風圏には必ずなるでしょ。強風の中でトタン板運ぶのはいやよ」

屋上のペントハウスで、冬の間重宝したトタン板で作った北側の壁。

鉄筋の柱にボルトで固定して北風除けに使っていました。

夏になった今でも雨が吹き込む時はこの壁際に布団を寄せておけば濡れなくて済むので便利でした。

台風が来たらボルトをはずしてトタンを下ろして飛ばない場所に移動する予定でした。

トタン板は風に煽られると勢いよく舞い上がって飛んでしまいます。

持って運ぶ途中で突風が吹くと非常に危険です。

強風10m/sの風の中でもけっこう怖い。

まして吹きっさらしの丘に建つ家の屋上です。

「そうだな、トタンだけは先にやっておくか」

と重い腰が上がりました。

トタンは二人で1枚ずつ低い位置に持って風に飛ばされないようにしっかり運びます。

2階から下に下ろすのは大変なので屋上の空いた場所に移動して重ねます。

そして合計6枚重ねたものをまとめてロープでぐるぐる巻きに縛ります。

1枚では風で飛ぶ心配がありますが、数枚重なると鉄の塊のようになって重さでそう簡単には飛ばされません。

でも暴風の中ではこのロープさえ切れて吹き飛ぶかも知れません。

重ねて縛ったトタンの上にさらに重石の大きな石や鉄鋼のパイプを載せておきます。

「これでどんな暴風でもだいじょうぶ。完璧だ」

昔、牧場に居た頃、大きな台風で乾燥牧草を置く倉庫の屋根のトタンが剥がされて飛んでしまったことがありました。

台風が去って数日後見回りに行ったときに、何百mも離れた放牧場の地面に飛んできたトタン板が落ちていました。

落ちていたと言うより地面に垂直に50cmほどの深さにグサリと突き刺さっていたのを見てゾッとしました。

暴風の中で長さ4mくらいのトタン(持つとけっこう重いです)が紙切れのようにひらひらと舞い上がり、ビュンと空中を飛んで行くようすが目に浮かびます。

暴風の中を外出してはいけないはずです。

ペントハウスで楽しんで使っていたテレビも階下の部屋に運んで、椅子は5~6脚重ねて紐で縛って柱に括り付けました。

テーブルは運ぶのが大変なので上に重い鋼材をいくつも載せて重石にします。

鋼材は前日に業者が運んで来てくれました。

重石にする目的ではありませんよ。

家の西側が夕方陽が当たって暑いので日除けの屋根を作る計画があるのです。

その材料として柱と梁にするための鋼材です。

トタンの上に載せた大きな石というのは、これは重石にするために今まで拾い集めていたものです。

屋上の物をここまで準備しておけば、あとはいよいよ台風接近が確実となったところで細々した物をかたづけても間に合います。

パソコンの台風情報を見ながら判断します。

台風に付き物の停電になるとパソコンも使えなくなります。

いつまでこの画面が見られるでしょうか。

「大丈夫かなあ、ヤギも犬も、外の檻のヒヨコもあるし・・・」

「まだ本格的に吹いてないよ、今回の台風はのろいから明日でもいいさ」

逸れてくれればいいけど、台風は、北西、北北西、北、と進路を微妙に変えながら進んで近づいて来ます。

「ん、ん、んー、あれ、やばいな、こっちに来るな」

「来るよね、こっちに、暴風は免れないよね」

「明日の朝からでいいだろう」

ジャンジャンジャンジャン・・・チャララ~~・・・。

と映画「ジョーズ」の音楽が聞こえてきそうです。


翌朝予想通りに暴風警報発令。

早朝から外の生き物の避難、飛びそうな物を風の来ない場所へ移動。

子供たちは夏休みで旅行中なので、夫婦二人で協力してやる・・・・・・はずでしたが、よそから大事な用で連絡の電話が入る予定だったので私は室内で電話番。

父さんだけ孤軍奮闘。

風と雨が強くなって来たので夏には珍しく合羽を着て出動。

合羽の下はパンツ一丁です。どう濡れるし寒くはないから。


結局、石垣上陸直撃はなくて建物の被害はなかったものの、長時間の暴風で植物はダメージを受けました。

畑のバナナは収穫前に倒れたり、寝室の外壁を直射日光から守ってくれていたパッションフルーツのグリーンカーテンは使用前、

パッションフルーツ


使用後はこの通り

台風後

このパッションフルーツ、どんどん伸びて屋上の屋根の金網に巻き付いて、壁も屋根もグリーンカーテンの素敵なビアガーデンにする予定だったのです。

だいぶ伸びて来たと思うころに台風が来てごらんの通り。

また回復して来るでしょうが、3歩進んで2歩下がる・・・の繰り返しで、そのうちに冬になって成長がほとんど止まってしまいます。

家全体を覆うグリーンカーテンが完成するのに何年かかるんでしょう。

もう長男は高校卒業して東京に行ってしまいましたし、再来年は長女も高校卒業して島を出て進学すると言っています。次女が島を出るまでに完成するといいのですが。



↓毎回クリックありがとうございます
↓みなさまのクリックで順位が上がります
↓1日1回のクリックを
にほんブログ村 小説ブログ コメディー小説へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

野生児の妻

Author:野生児の妻
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード