石器時代のガスコンロ
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我が家は手作り住宅で台所もシステムキッチンではなく、古い型です。
シンクは廃棄の物をもらって来て据えて、ガスレンジ台も牧場時代に使っていたものを持って来たのでもう20年以上使っています。
ついにガスレンジのコンロの五徳の爪の部分が錆びて1本取れてしまいました。
「この五徳もうダメだわ。ガス屋さんで五徳だけ売ってないかな」
「買わんでいいよ」
「え?!・・・だって鍋が傾いちゃうよ」
「取れた所に平たい石を置けばいいよ、石なんか畑にいくらでもあるだろ」
(げ!ケチ)
鍋がひっくり返らないように気を付けて調理していましたが、2口あるコンロのもう一方のコンロも五徳の爪が折れてしまいました。
いつもはあまり料理しない父さん、たまたま味噌汁を温めようとして鍋が傾き、もう少しでこぼすところでした。
「おっと、危ない!なんだ、これは」
「だから、五徳が折れちゃったんだってば」
父さん、自分で適当な石を拾って来て洗って五徳の折れた爪の所に置きました。
鍋は安定して置けるようになりましたが、なんかなあ・・・。
キャンプのかまどや石器時代じゃあるまいし、石のコンロって。
それでも料理ができればまあいいか、と半年ほど使っていました。
最近、4年に一度の点検でガス屋さんの検査の人が来ました。
ガス漏れ検知器とガスコンロやゴム管の安全点検です。
検知器と湯沸かし器は異常なしでしたが、ガスコンロがわずかですが微妙にガス漏れがあって不合格。
「このガスレンジは危険ですからもう使わないでください」
あらま!新しいガスレンジ台を買うまでどうやって料理するんだ?いや、新しいレンジ台なんて買ってくれるのか?
「使うな、って、2か月に一度しか年金入らないのに、すぐに新しいガスレンジなんて買えないですよ!」
と父さん。やっぱりな。
「事務所に中古のガスレンジの在庫があるか確認して新しいのを買うまでそれをお貸しします」
数時間後、中古の(と言ってもうちで今まで使っていて掃除もしないで汚くなっていたのよりずっと、ずーっときれい!)ガスレンジを持ってきてくれました。
「2月にガス器具のセールがありますから、その時に是非ご来店ください」
「はいはい、ありがとうございます」
と言って、すぐに購入に向かうはずはなく、まずは棚の奥に置いてある古いガスレンジを着けてみてそれで検査を受けるというのでしょう。これも不要になったのをだいぶ前にもらったものです。
それでダメな場合は2月のセールで買うのでしょう。
それまでは借りている中古のガスレンジを使います。
石の五徳よりはずっといいです。
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