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サソリはどこに行った?


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朝ごはんの支度をしようとしていた時、シンクの中に元気なサソリが。体長2㎝くらい。

外でも家の中でも今までに何度もサソリには出会っているのでそれほど驚きはしませんでしたが。

石垣島に居るサソリは、「ヤエヤマサソリ」と「マダラサソリ」があるらしく、どちらも毒は非常に弱く、刺されても蜂に刺された程度の痛みしかないそうです。今回見つけたのはマダラサソリらしいです。
サソリ

毒は弱いとは言っても刺されるのはイヤですから、叩いて息絶えてから観察。

島の田舎では、サソリやムカデなどが居るので、靴を履くときに逆さにしてパンパンとはたいて中に虫が潜んでいないか確認してから履いた方がいいのです。時には長靴の中に小さなハブが入っていることもあるのです。

知らずに靴をそのまま履いて咬まれたら大変です。1年ほど前には長靴の中の奥の方でネズミが死んでいてビックリしたこともあります。

動かなくなったサソリ、虫の好きな人の誰かにあげようかな、そんな人は居るかな。

この島では珍しくなくても、本土では珍重されるかも。

動かなくなったマダラサソリをティッシュに載せてテーブルに置き、取り敢えずそれを見ながら朝ごはん。

サソリの標本を欲しがっている人にあげようかどうしようか、明日考えることにして、その夜はそのまま寝てしまいました。

翌朝テーブルを見ると、ティッシュの上のサソリが消えています。逃げたのではありません。昨日完全にお亡くなりになっていましたから。
ゴキブリかネズミか・・・。

ゴキブリが咥えて行ったのではないでしょう。ゴキブリならその場で齧って食べるでしょう。

ということは、虫を食べるのが好きなジャコウネズミ?

近頃台所の物陰でジャコウネズミの声がして、ゴソゴソ動いていましたから。

まあ、サソリを一番欲しがっていた相手に渡ったということで喜んでもらえてよかったと思うことにしますか。


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ブタの恋人は樹


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ヤギを飼っている話は以前にしたと思いますが、その他に罠で捕えたイノシシと黒豚を飼っています。

ブタは黒いミニブタなのか、「アグー豚」と呼ばれる沖縄特産の高級豚なのかよくわかりませんが、黒いので「クロちゃん」と名付けて檻の中で飼っています。

我が家に来たときは10㎏もないくらいの子豚でした。直径1mくらいの小さな檻に取り敢えず入れて、金網越しにエサをやっていました。

1年も経たないうちにクロちゃんは大きく成長して檻が狭そうです。

「狭くてかわいそうだな、広くしてやろう」

檻は日陰になるようにと、桑の木とガジュマルの木のそばに置いたのでした。

その桑の木とガジュマルの木を含めて檻の外側にもっと広い囲いを作って広々と歩き回れるようにと父さんは金網で高めの壁を作ってやりました。

檻の根元には石をたくさん入れたコンテナを縛りつけ、檻の根元の地面を掘って逃げられないように頑丈に作りました。

豚やイノシシは柵を飛び越えたり、よじ登ったりするのは苦手ですが、鼻で地面を掘るのは大好き。

柵の下を穴掘って逃げるんじゃないかと心配して念を入れて作りました。

さて小さな檻で大きく成長してしまったクロちゃん、外側の広い場所に出してやりたいのですが、どうやって出すか・・・。

屋根の部分を取り外して、よじ登って出てくれないかと思いましたが、出ようとする気配もありません。

「踏み台を入れてやらないと出られないんじゃないかな」

小さな檻の中にコンクリートブロックを何個も入れてやりました。ブロックに乗れば柵を飛び越して広い所に出られる・・・はずでした。

ところが、クロちゃん、出たがるどころか、入れたブロックに抱きついてヨダレを垂らして交尾を始めました。

ブロックを♀ブタと思ったのか、本能なのか。

広い所に出たくないのでしょうか。せっかく広い囲いを何日もかけて作ってやったのに。

クロちゃんの足を掴んで二人で持ち上げて引っ張り出すか、とも考えましたが、我が家に来た時は子ブタだったクロちゃんも1年も経たないうちに大きくなってしまいました。50kgくらいはあるでしょうか。足を掴んで持ち上げて出すのは無理です。

そこで、小さい檻の中にトタン板を突っ込んで立てかけて坂道を作ってやりました。出たがっていたのなら自分で坂道を登って出るでしょうが、クロちゃんはブロックが気に入っていつも交尾をしています。変なの!

隙を見て足首を掴み、二人でトタン板の上に載せて、ヨイショ、ヨイショと引っ張り出し、暴れるクロちゃんはずるずると外に出されました。

これで拾い柵の中を自由に歩き回れます。方向転換するのがやっとだった牢屋のような小さな檻よりよっぽど快適だと思います。

ガジュマルや桑の木の根元で夏も日陰で涼しくゆっくりできるはず・・・でした。

ブロックがない所に出たクロちゃん、今度はガジュマルの太い枝に抱きついて交尾を始めました。気に入ったのか、昼間ほとんど一日中木の枝に交尾しています。

黒豚

ガジュマルの木の枝、どう見ても♀のブタとは似ているとは思えません。

お気に入りのガジュマルの枝、数か月後には木の皮が剥けてその枝は枯れてしまいました。

相変わらずクロちゃん、枯れた枝に毎日抱きついています。

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