三匹の子ヤギ
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広い畑にヤギを飼っています。子ヤギも入れると20頭近く。
母ヤギは一度に1匹か2匹の子ヤギを産みます。
まれに3匹産むこともあります。子ヤギ3匹となると全頭育つのは難しい。
ヤギはおっぱいが二つしかないからです。1匹あぶれてしまいます。
最近1匹の母ヤギが三つ子を産みました。
3匹の子ヤギは生まれてすぐにお母さんのオッパイに群がります。
でもこのお母さんヤギ、片方のオッパイが乳首陥没で子ヤギは飲めません。実質一つのオッパイを3匹で奪い合うことになります。
当然ですが、3匹の中で力の強い子ヤギが母乳にありつけます。弱い子ヤギは母乳が飲めずにお腹が空いてますます弱ってしまします。
仕方なく、父さんはお腹がポンポンになった強いヤギをこそっと連れて来て母ヤギから隔離しました。
「さあ、今のうちに弱いお前たち腹いっぱい飲めよ」
弱い2匹も一つのオッパイを争奪戦になり、また一番弱い子が飲めません。
2番目に強い子もさらに隔離。
しかし弱い子はオッパイに食らいつく力も吸う力も弱いものです。
ヤギはぶたや犬のように寝そべって子供に乳を飲ませたりはしません。
立ったまま、または歩きまわって草を食べている時にそれに負けずお母さんのおなかの下に潜り込んで顔を上げて貪欲にオッパイを吸わないと飲めません。気の弱い子ヤギは生きていけません。
案の定、弱い子ヤギの2匹が徐々に弱ってついに相次いで死んでしまいました。
一番強い子ヤギが残って元気ハツラツです。強い者だけが生き残る自然の厳しさでしょうか。
童話で、「7匹の子ヤギ」というのがありますが、7匹なんて絶対に変です。人工哺乳しなければ7匹なんて育ちません。
毎年産まれて7匹の兄弟になったと言うのならわかりますが、一度に2匹産まれたとして、1年に2回出産したとしても、7匹になるには2年かかります。
ヤギが2歳になったらもうおとなです。
なあんて、ムキになってしまいました。
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