高すぎる天井
最新記事がトップに来ています。最初から読まれる方はここ「キャンプへGOその1」からどうぞ。
うちの浴室の天井に付けてあったサークラインがチカチカ、そのうちにチッカチッカ。
蛍光ランプの寿命ですね。
取り換えれば済むことですが、私にとって簡単ではないのです。極端な高所恐怖症なのです。
踏み台や椅子に乗っても足が震える。
特に我が家は、12年前に建築した時、夏の間涼しく過ごせるようにと、天井を高くしました。3mくらいあるでしょうか。
高い脚立に上らないと天井の蛍光灯に届きません。
「お風呂場の電気、いつ替えてくれるの?」と高3の次女。
「うーん、そうねえ」
数日後には、チッカチッカが、チッ・・・・・ッカ・・・チッ・・・・・ッカ・・・、になってきました。
父さんにやってもらいたいところですが、あいにく大学のOB会の総会に、役員として出席のため1週間不在です。
「ねえ、替えようよ」
「お父さんが帰ってきたらやってもらおう」
「やだよ、こんなんでお風呂入りたくないよ」
「だって、脚立に乗らないといけないんだもん」
「乗ればいいじゃん」
「コワいよー」
「お風呂場が暗い方が怖いわ」
「高い所はいやだ!」
「私が上ってあげるよ」
ということで、外に置いてあった高い脚立、これは建築の時に使った物です。それを二人で運び込み、次女が古い蛍光管を外しました。
脚立に乗っても、やっと届くくらい。天井が高すぎます。

徒然草の第55段にこんなのがあります。
『家の作りようは、夏をむねとすべし』
冬に寒いのはどうにでもなるが、夏に暑いのはどうにもならないということですね。
お寺のように天井が高ければ上からの照りつけもなく、風が吹き抜けて涼しいだろうと設計したのですが、ここはネズミが多くて窓を開け放しておけません。昼間は網戸にしますが、日が暮れる前にはビシビシにアルミサッシを閉めて扇風機を点けます。
天井の蛍光灯は次女に付け替えをやってもらって、浴室は明るくなりました。
買って来たサークラインは、LEDではないものの、少し高いけど長寿命というのにしました。
16000時間というのもありましたが、一日中点けている居間の蛍光灯ではないからそこまでは必要ないでしょう。
9000時間というのを買いました。
今はシャワーに入るのは3人だけ。中でも、父さんは冬は数日に一度しか入りません。
バスタブは置いてなくてシャワーだけですから、平均して一日合計1時間浴室の電灯を点けるとして、
9000時間なら、9000日。9000日÷365日=約25年
それまで生きているでしょうか。
16000時間のを買っていたら、16000日÷365日=約44年
100歳を超えてしまいます。
ところで、徒然草の同じ第55段にこんな文が続いています。
『天井の高きは、冬寒く、燈火暗し』
住宅のCMで、「天井の高い家っていいわねえ」「そうだなあ」というのを思いだしました。
居間の天井が二階まで吹き抜けになって、天窓のある家など、映像で見ますが、あんな高い天井!
目が回ります。天窓やシーリングファンの掃除なんてどうやるんでしょう?
↓毎回クリックありがとうございます
↓みなさまのクリックで順位が上がります
↓1日1回のクリックを

にほんブログ村
スポンサーサイト