昔ながらのヤギの飼い方
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広い畑に作物を植える代わりにヤギを10匹以上放し飼いにしています。
放し飼いと言っても全く自由に放すと畑を出て好き勝手な所に行ってしまうので、首輪を付けて長いロープで木や杭に繋いでいます。
杭は、それぞれのヤギが絡まないように離して距離を空けています。
杭を中心にロープを半径とした円を描くようにヤギは歩きまわり円の中の草を食べて行きます。
草が食べつくされる頃にロープを少し長くして円の半径を長くしてやるか、杭の位置を移動してやります。
この時、隣のヤギのロープと絡まないか気を付けないといけません。
ロープが互いに絡んでもがくと引っ張り合いになって、ヤギどうしが力いっぱい引っ張って悲惨なことになります。
そういった状態で、今までに首が絞まってしまう事故もありました。
ヤギどうしのほか、近くの木に絡まってグルグル巻きになることも。
首輪と長いつなぎのロープはカラビナとナスカンというクルクル回る金具を付けてロープがねじれないようにします。
それでも首輪が引っ張られて苦しそうになることがあります。
首が絞まらないように、前足の付け根にロープをかけて背中でタスキのようにロープを縛ったりもしましたが、どうもうまく行きません。
30年前に石垣に来たばかりの頃、地元の人がヤギを飼う時にしていたのを思いだします。
木切れに穴をあけてロープを通し、穴より大きな結び目を作って抜けないようにする。それだけの簡単な物です。
それでもヤギは逃げないし、首が絞まることもなく、昔からそうやって飼って来たのです。

一見、質素で原始的に見えますが、これがいいのです。
この木の首輪留めにしてからは事故もなく絡まりもありません。
昔から伝わるものには先人の智恵があるものですね。
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