抜け殻
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大型連休です。
旅行の予定はありませんが、父さんが思いつくのはキャンプに誰か一緒に行かないかなあ・・・です。
誰も行きません。
ですが、新鮮な刺身が食べたいという、それだけの理由で「1泊なら行ってあげてもいいよ」と珍しく次女が誘いに乗りました。
車で10分足らずの海岸です。いつでも帰って来れるところです。
何か月ぶり、いや、1年ぶり以上かも知れません。娘がキャンプに付き合ってくれると言うのでよほど嬉しかったのでしょう。
もはや荷物で埋まって足の踏み場もない倉庫となった西の部屋の荷物片付けを、父さん生き生きとして始めました。
ゴミを捨てて整理していくと、どんどん片付いて行きます。
去年の夏の台風で、それまで外に出しっぱなしだった物を室内に慌てて運びこんだ状態のまま、数か月放置していましたから。
段ボールや発泡スチロールの箱や道具入れなどが積みあがったままでした。
それも順番に片づけて整理していくと、目指すキャンプ道具、アルミのキャンプ用の鍋や足ヒレや水中眼鏡も荷物の下の方から出現しました。
「わあ、広くなった!こんなに広かったんだね」
「うん、・・・これ、見て」
「何?なに?」
指さす方をじっと見ると、

「きゃ!抜け殻?!」
ベージュの半透明の網目模様の細長い物は蛇の抜け殻です。
「蛇が居たんだね、ネズミを食べていたのか」
「ここに抜け殻があるということは、脱皮した蛇がこの部屋の中に居るということだな」
「えええ!まだ生きてるかな?エサもないのに」
荷物でいっぱいだった部屋に蛇のエサとなるような生きたカエルやネズミは居ません。
「前はネズミが居たの見たことあるけど、最近は見ないよ」
家の外にはネズミもカエルもたくさん居ます。入って来ては困るので、ドアや窓の開け閉めには気を使います。
絶対に開けっ放しにはしない!という我が家の規則です。
それでもちょっとした油断でネズミが入り込んで棲み着くことがあります。
ネズミ捕りを仕掛けて徹底的に退治します。
最後にこの部屋で見たのは半年以上前に床を走るジャコウネズミ。
ドブネズミやイエネズミと違って、大事なものを齧ったりはしないのでそれほど真剣に退治はしません。
ネズミのエサとなる物がないせいかいつの間にか姿も見えず、物音もしなくなりました。
もしかするとエサがないと言うより、ヘビのエサになったのかも。
「この部屋にネズミが居ないということは、ヘビも食べる物がなくて、もう生きてはいないんじゃないかな」
「それがいつのことか、と言うことだよ」
なるほど、最後にヘビが食事をしたのが、つまり最後のネズミがエサになったのがいつ頃か、です。
ヘビは一度大きなエサを呑みこんで、消化するまでエサを食べなくて良いのです。
それどころか食べる物がなくても数か月は生きられます。
もしかすると、脱皮したヘビがまだ荷物の陰に隠れているのでしょうか。
毒蛇のハブなのか、毒のないただのヘビなのか、抜け殻を見ただけでは私には判断できません。
でも抜け殻の大きさからして、ずいぶん大きなヘビです。生きていたらもっと成長しているかも知れません。
荷物を触るときは気を付けよう。ブルブル・・・・。
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