キジ料理

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今住んでいる辺りは、野生のキジが多いです。
キジと言っても、桃太郎に出てくる日本古来のキジではなく、アジアに分布するコウライキジです。
かすれたような声で「キェッ、キェッ」と鳴いて畑や草地を飛び回っています。
畑の野菜や果物をつついて食べるので農家にとっては害鳥です。
昨日のことです。父さんが車で走っていると、道路にキジが倒れていました。
車を停めて降りて近寄ると、キジは交通事故に遭ったのでしょう、体に大きな傷があり、すでにお亡くなりになっていました。
そこで父さんはどうしたかと言うと、そのキジを拾って家に持ち帰りました。
もちろん食べるためです。

数か月前にも道路でキジが死んでいたのを見つけて持ち帰りました。
その時は、父さん一人でさばいて料理し、肉が硬いからと圧力鍋で蒸し直していました。
今回は、父さん今は畑仕事で忙しいので、
「悪いけど、やっといてくれよ」
えええ、やるの?私が?
めんどくさい!
羽を毟って丸裸にして、表面を火で炙って残っている羽毛を焦がす。
水で洗ってきれいになったら腹に包丁を入れて内臓を出す。
関節から外して、手羽、もも、などの部位に分解する。
後は柔らかくなるまで時間をかけて煮込むか圧力鍋を使う。
ああ、考えただけでもめんどくさい。時間がかかる。
だいたい、そうやって苦労して料理してできあがったとして、食べるのか?
前回は醤油味の煮込みで、大根や人参など野菜も入れたけど、野菜が先に売れて、キジの骨付き肉は鍋に残ってたよね。
キジの頭の部分はいつまでもいつまでも残ってたよ。
腐らせたら悪いと思って毎日鍋に火を入れていたけど、何週間後かに急に気温が高くなった日に火を入れ忘れ、とうとうカビが生えたんでした。
だからキジのご遺体を前にしても、余計に料理する気がしなくて、羽を2、3本抜いたところで手が止まっていました。
鶏肉なら冷蔵庫に入ってるからそれを食べれば楽なのに・・・。
「キジ、解体するの大変か?」
「え?」
「めんどくさかったらやめてもいいよ」
「う、うん」
結局、キジは丸ごと我が家で一番威勢がよくて食欲のある、鶏肉が好きな犬に与えました。
後から見ると全然食べてなかったですが。
そういうわけですから、タイトルはキジ料理ですが、キジ料理の写真はアッブできません。
前回のキジ肉の料理は写真に撮りましたが、鍋の中、ごった煮のようでちっともおいしそうに見えないので削除してしまいました。
オチもなくてすみません。
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