十二単の布団

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今年は台風が近づいても、幸いなことに石垣はまだ直撃の被害には遭っていません。天気が悪くなる程度です。
お天気が安定している間に、屋上に家じゅうの布団や毛布を広げて干しました。
家の中の毛布、掛布団、こたつ布団等10枚以上干しました。
本当はもっとありますが、疲れたのでここまでにしました。
冬でなければ石垣は毛布や掛布団は必要ありません。タオルケットがあれば十分。なくてもいいくらい。
特に夏場は冬の布団や毛布の仕舞い場所に困ります。
我が家は、布団類を入れる押し入れのような収納場所はありません。
今までは干した毛布類は畳んで手作りの高い棚の上に上げていました。
毛布の枚数が増えてそれも入りきらなくなると、いつもはあまり使っていない西の3畳の部屋を布団部屋のようにして毛布を山積みしていました。これももう限界。
こうなったら置くところはもうここしかない、・・・そう、いつも寝ているベッド。
娘は二段ベッドですが、夫婦の寝室のベッドというのは、ビールケースを数個並べた上にコンパネを載せて、その上に布団を敷いたもの。クッション性はあまりありません。
広さだけは2畳分ほどあります。ダブルベッドサイズは充分あります。
ですが敷布団は長年使っていてペチャンコの煎餅布団。
ここに、置き場所に困った毛布、掛布団、敷布団、こたつ掛け、全部重ねて敷き詰めました。
「ひゃあ、ふっかふかのベッドになった!」
「なんか、急に高くなったな」
「体が沈み込むようだ!」
布団や毛布を10枚以上敷いてありますから、超低反発というより、布団部屋に埋もれて寝ているようなものです。
五十肩で横向きに寝ると肩が痛かった私にはちょうどいいのです。
牢名主(古いですね。歳がばれますね。)というか、笑点で座布団を積んで座る落語家みたいです。
シーツをめくった状態がこれです。

牢名主より十二単に見えます。
さあ、今夜はふっかふか布団で熟睡するぞー、とベッドメイキング。
屋上での棚作り(ここにも丈夫な荷物台を作っています。台風時以外は物置場として使える。)で疲れた父さん、
「オレは先に寝るよ」
暑い日は屋上で風に吹かれて寝るのですが、この日は室内のフカフカベッドで扇風機点けて早寝。
だいぶ遅れて私もベッドへ。
「あら!」
父さんは、縦横約2m、ほぼ正方形のベッドに対角線に寝ています。
縦か横になってくれていれば隣に私も潜り込めるのに。斜めに寝ているのでは転がしてもうまくいきません。
「ねえ、なんで対角線なのよ!」
「うんうん・・・」
「ちょっと、それじゃ寝られないでしょ」
「うん・・・うん・・・」
「ねえ」
「スー・・・スー・・・」
あああ、寝ちゃった。
仕方なく、私は枕とタオルケットと懐中電灯を持って屋上へ行って、十二単ふかふか布団ではなく、段ボールを敷いた上に寝たのでした。十二単布団枕にこそ侍らめ。
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