やいま文化大賞

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昨日の午後の事です。
知らない番号からケイタイに掛かってきた電話。
「こちらは南山舎と申します。あなたの応募された作品が『やいま文化大賞』の優秀賞を受賞しました。おめでとうございます」
「え?本当ですか?あ、ありがとうございます」
南山舎というのは石垣島にある出版社です。
昨年「やいま文化大賞」という賞を創設し、八重山をテーマにした作品を募集していました。
ジャンルは問わない、とあったのでこのブログの記事をまとめて清書して応募してみました。
字数制限があるので受けそうな章だけ選んで原稿用紙500枚分にまとめました。
「アイハブ・ア・ハブ」や「遭難アドベンチャー」は入れましたが、イノシシ天国やカウボーイのお引越しは入れられませんでした。
何かの機会に続編として登場させようと思って約半分は割愛しました。全部入れると1000枚くらいになって字数制限を越えてしまいます。
大賞を受賞すると南山舎から作品が出版してもらえるのです。
それを目論んでいたのですが、結果は優秀賞でした。残念!
大賞を受賞したのは地元の八重山毎日新聞の記者である松田良孝氏が書いた「与那国台湾往来記」という作品です。
これは一昨年に八重山毎日新聞に連載されていたのを修加筆したものです。
台湾とそのすぐ近くの与那国島との関わりの歴史をルポルタージュした作品で読み応えがあり、ノンフィクションとしても価値のあるものだと思います。
こういうハイレベルな作品なら大賞を受けても当然かなあ、と納得しました。
「八重山の力、八重山の価値を発掘し、八重山を突き動かしていく作品」という「やいま文化大賞」の主旨に沿ってますし。ハイ、完敗です。
南山舎のホームページに出ています。
そして南山舎からの電話を一度切るとすぐまたかかって来ました。
「つきましては、明日記者会見で受賞者を発表しますのでご自身の略歴を教えてください」
履歴書みたいなものをチョコチョコっと書いてメールで送りました。
するとまた電話。
「略歴届きました。ありがとうございます。さっき言い忘れましたが、顔写真をもらえないでしょうか?」
「えええ?写真ですか?ん―――んと。写真ないんですよ。なきゃダメですか?」
「ええ、記者会見で発表するので、できたら・・・」
「今のでなくてもいいですか?数年前のでも」
「は、はあ」
「今日中にですか?」
「明日の朝一番でもいいですけど」
「わかりました、探しておきます」
顔写真とは恥ずかしい。どうせ記者会見の翌日の新聞に載せられるんだ。
石垣島を含む八重山郡民のほとんどが購読している八重山毎日新聞と八重山日報、その両方に出るに決まっている。
ああ、写真・・・。少し若かった時の、今よりちょっと体重が少なかった時の写真をアルバムひっくり返して探しました。
ないものですねえ。
20年位前のがありましたがこれはフェアじゃないかな。知り合いの人が新聞を見たらなんと言われるか・・。
最近はあまり写真を撮ってないし、あってもひどい写真。
しょうがないから何とかちょっとはマシに見える角度でケイタイで自分撮り。
何度も取り直してもきれいに見えない。
撮り方もガラケイのカメラの精度も被写体も悪いんだから仕方ないですけど。
と、ちょうど帰宅した次女が見かねて自分のiPODで撮ってくれました。
「あ、少しはよくなったかも」
で、明日の新聞が怖い。
また表彰式が4月にあるそうで、また写真撮られるのかなあ。

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