修学旅行は楽しいか?その2

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(ブログを読んだ次女から指摘があったので一部訂正します。)
先週次女は修学旅行に行って来ました。
生徒二人と教職員三人、総勢五人の修学旅行です。
九州三泊四日の旅です。
飛行機は石垣から那覇で乗り継ぎ、福岡まで。
見学箇所は、太宰府天満宮、九州国立博物館、吉野ヶ里遺跡、阿蘇山火口、熊本城、三井グリーンランド、長崎平和公園、原爆資料館、とお決まりのコースですが盛りだくさん。
ホテルは佐賀、熊本の荒尾、長崎の三泊。
参加者は前にも書いたように、唯一の同級生は男子、引率は男の教頭先生、女の担任の先生と養護の先生、というわけで、いつも行動はこの五人です。
飛行機の次女の座席は毎回担任の先生の隣。
ホテルの二人部屋も先生と同室。
お風呂は、1泊目は温泉のある旅館で大浴場でした。
事前の修学旅行の説明で、
「先生も大浴場のお風呂いっしょに入るんですか?」
の生徒の質問に、
「いっしょには入らないけど、あなたが入っている間ずうっと見てます」
という答えだったそうで、「イヤだなあ・・・」
と次女はビビッてました。
直前の保護者同席の旅行説明会では私は思わず
「刑務所みたいですね」
と言ってしまいました。
「刑務所の入浴時間は受刑者が入っている間は刑務官がじーっと見張ってるんだってよ」
と、近くに座っていたもう一人のお母さんに言うとクスクス笑っていましたが、先生たちのほうを見ると笑わずに表情が引きつっていたような気がしました。
実際は先生は生徒のお風呂など関知せず別行動だったそうです。
意外だったのはジャンボタクシーかと思っていた移動が、小型バス1台貸切だったことです。
添乗員は付きませんからお客五人に運転手とガイドが付いて三日間。
「私たちは前の方の座席に座っていたから後ろは誰も乗っていなくてゆったりだったよ」
そうでしょうね、ガラガラというか、スカスカだったでしょう。
例年の佐賀でのスキーが外されて、残された楽しみは熊本県の三井グリーンランドという遊園地。
1dayパスポートを使ってグループ単位で自由行動・・・ではなく、これも5人で園内をぞろぞろと行動。
しかも先生たちは絶叫マシンには乗りません。
同級生の男子は1回だけジェットコースターにいっしょに乗りましたが、「ああ、もうダメ、吐きそう。オレこういうの苦手・・・」と即刻リタイア。
その後は次女は一人でいくつか絶叫系に乗りました。
楽しかった、とは言っていましたが、なんか・・・寂しいですね。
グリーンランドは二月の平日ということもあって、空いていたそうです。
そのあたりは千葉浦安の巨大テーマパークとちがうところです。
3日目は長崎の町の散策と、夕食は各自、ということになっていました。
が、これも引率の先生含め5人で行動。
同じ店の同じテーブルでいっしょに食事。
まあ、生徒のケイタイは持ち込み禁止ですから、はぐれたりしたら困るからでしょう。
そして朝は先生に顔をペチペチされて起こされ(自分で起きないのが悪いんですけど)、護送車・・・じゃなくて貸し切りバスに乗るのでした。
「顔をペチペチされて起こされると気分悪いな。目が覚めても起きる気しなくなるよ」と次女。
そして最終日の午前は長崎での最後の自由行動、ふつうはここは生徒だけのグループで地図を見ながらああだ、こうだ、と言いながら探し当ててグラバー園などに行くんでしょうが、同級生の男子と二人で行動。
アベックで、楽しく・・・と言いたい所ですが、特にそういう仲ではなくただの同級生ですから冷静に。
途中、ふと気がつくと後ろをついて来てスッと陰に隠れた教頭先生の姿を発見。
その後、グラバー園あたりで偶然を装った先生とまた遭遇。
二人の生徒の後を気付かれないように離れた所から見守っていたようです。
大規模校ではこんな細かい指導はできないでしょうね。
この四日間、生徒のほうも相当ストレスが溜まっていたようでしたが、一時も離れない先生も疲れるんじゃないでしょうかね。
金曜日の夜に無事に帰った次女、月曜日の朝、留守番だった小学生全員へ、お小遣いで買ったお土産のお菓子を持って登校して行きました。
小学生全員と言っても、1年から6年まで全校生徒11人です。お土産用のお菓子1箱で済みます。
ところで、次女が進もうとしている高校では修学旅行がありません。
つまり一生でこれが最後の修学旅行になるわけです。
あとで修学旅行の作文を書かされていましたが、『いちばん楽しかったこと』という枠ではさんざん考えた末に「太宰府天満宮の見学」を書いていました。
楽しかったのかな?修学旅行。
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