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頭上の扇風機

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先週のバナナは黄色くなる前にお世話になった方に贈りました。

もう今日あたり、食べ頃になって届いていることでしょう。

家の中に20台くらい扇風機があると以前書きましたが、そのほかにも出番待ちの扇風機が控えています。

どこか壊れているのを拾ってきたり、モーターやスイッチはなんともないけど首が折れてつかえなくなった物など、修理待ちの扇風機です。

今のところ1mおきに扇風機が置かれているので間に合っていますが、最近もう一つ必要になりました。


父さんが寝転がってテレビを観る時に目の前にある扇風機がじゃまだと言うのです。

かと言って扇風機無しでは居られません。

そこでまたまた修理加工が始まりました。

だいぶ前にまだ新しいのに(これは何年か前に我が家としては珍しく新品を買ったのです)クビが折れてしまったので使わなくなって置いてありました。

これを、モーターとプロペラの心臓部分と、台座のスイッチ部分を残してその他は叩き割ってはずします。

モーターとプロペラ部分を父さんがいつも使っている椅子の真上に針金で吊るします。


頭上の扇風機

モーターとコードでつながったスイッチ部分も必要な所以外をはずしてコンパクトにして、椅子の横の本棚の壁に取り付けます。

これでスイッチにも手が届く。


扇風機のスイッチ


スイッチを入れると椅子に腰掛けた父さんの頭上で勢い良く回って風を送る扇風機。

今流行のアジアンテイストのシーリングファン・・・東南アジアやハワイの家の天井でグルグル回る大きなプロペラ・・・というわけではないですが、けっこう涼しいです。

「おお!涼しい!頭から足まで風が来る。最高だな」

とご満悦。

椅子を並べて寝転がってプロ野球やオリンピック中継をテレビで観るのにもじゃまにならない。

何でも取っておくもんです。

しかしこの扇風機、針金が切れて落ちてきたらコワイですね。

それより、椅子から立ち上がるときに扇風機に頭が触ったら・・・と考えてもやっぱり危険ですねえ。

と思っていたら、

「オレ、さっきうっかり立ち上がって頭が触ってジョリジョリジョリって言ったよ」

頭頂部を見たら髪が薄くなっていましたがこれは今に始まったことではないでしょう。

プププ・・・自分だけは気を付けようっと・・・。




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バナナの罠

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暑い季節はまた畑の果樹が実る時でもあります。

夏はアセローラ、グァバ、パッションフルーツなどの収穫時期。

まだ売りに出してはいませんが、昨年まで食べ飽きるほど取れました。

今日はバナナの収穫をしました。

200本くらいあるバナナの木のうち何割かが実をつけていて、順番に大きくなっていきます。

よく太って黄色くなる直前に採るのがコツです。

完熟してからだとおいしいのですが、黄色い実はカラスなどの鳥にやられます。

かと言って早く採っては甘みが増えません。

バナナの実は熟すとキュウリのように円筒形になって、断面はきれいな円になるのです。

輸入バナナは角ばっていますがあれは少し早めに収穫しているのでしょう。

日本に着いて店に並ぶ頃に熟しすぎていては売れませんから。

うちで食べる分はなるべくぎりぎりまで木に実らせておきます。

実が角ばっている間は採らずに様子を見ます。

今日のは充分に実が丸くなっていたし、緑から薄黄緑に色も変わっていたので採る時期です。

黄色くなるまでぶら下げて追熟させますが、家の中はネズミにやられる可能性が大。

ペントハウスに持って行って梁から下げました。

ここでまた心配が。


カラスです。

人が居ない隙にバナナをつついて食べてしまうことが大いに考えられます。

カラスは賢くて、人間の3歳児くらいの知能があるという話です。

数も4つまでなら数えられるとか、別の説では6つくらいまで数えられるカラスもいるとか・・・。

カラスを遠ざけるため、頭がいいのを逆手にとって罠をかけます。

本当にカラスを捕まえる必要はありません。

罠のように見えるダミーでいいのです。

針金や金網をいかにもそれらしくくっつけた簡単な物でOK。

「ナンカ アヤシイモノガアル、コレハアブナイ チカヅカナイデオコウ」

と思ってくれればそれでいいわけです。

で、実に簡単なダミーの罠がこれ。↓



うちのバナナ

ただバナナの上に金網の切れ端を置いただけ。

3歳児の知能なら、これでも

「危ないよ、おててが挟まれて痛い痛いよ」

の脅しが効くでしょう。

それでも何日もそのまま置いておくとさすがにカラスにもバレてしまうのですが、その前に黄色くなって我々が食べてしまえばいいのです。

さて、うまくいくでしょうか。


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村の東と西

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石垣島は毎日猛暑です。

朝日が昇ってから夕日が沈むその時まで強い陽射しで、外に出たくないです。

今の我が家はすぐ西側に山があって、ここに太陽が入って陰になるとホッとします。

日陰になると急に涼しくなって一息つけます。

外の仕事もこの頃から始められます。

日中は畑仕事をすると熱射病になります。


山に陽が落ちるのは今の季節は午後6時半頃です。こんな感じ。

陽が落ちる


ですが、それから20分経って、高台の我が家から見える村の景色は、

陽の当たる家


家から村の方は東になるので、裏山に近い我が家ですでに日陰になっていても、村の他の家ではまだまだ西日が当たっています。

この数年間で新しく建てられたきれいな家が多く、白亜の殿堂に入日が美しく照り映えて、輝いて見えます。

とても素敵で、暑そうですね。

この時だけは、ガラクタ屋敷の家の住人である自分達もちょっと優越感に浸れる時間帯なのです。

西日の当たっている家々が日陰になるまでにさらに30分もかかるのです。

その代わり、うちでは朝日は早くから当たってまぶしくて寝坊ができません。

村の東の家ではどうなのか知りたいところですが、そういう家の東側はこちらからは見えないのでわかりません。

この村の東側の住人の一人の方は、

「海に夕日が沈むのを眺めるのが気持ちいいのよ」

と満足気でした。

ということは、日没の最後のその瞬間まで暑いということです。

牧場に住んでいた時は、島の一番西のはずれの場所でしたから、この方のように水平線に太陽が沈む毎日でした。

確かに夕日が沈むのは充分観ることができましたが、西日の照りつけには閉口しました。

二十年近く海に沈む夕日は毎日眺めて堪能しましたし。

夏の夕日の鑑賞と日陰の過ごしやすさと、どちらを取るかというと、今は日陰の涼しさを選びたいです。

3月から10月までは夏になる石垣島。

近年は夏になると(涼しい北の国に住みたいなあ)としばしば思うのです。



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ペントハウス再開

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6月下旬に梅雨が明けて毎日暑いです。

陽がある間はもちろん、夜も扇風機をつけて寝ています。

すだれをかけてもやっぱり暑い。

窓を全開にすればけっこういい風が入って来るのですが、油断すると昼間でもネズミが入って来てここはネズミ屋敷になってしまいます。

網戸にしておいてもネズミは齧って穴を開けて出入りしてしまうのです。

そんなわけでせっかくたくさんの窓と大きなドア(小坂明子の『あなた』の歌詞みたいですね)の開口部にしたのに、安心して開けられません。

人が居るそばの窓なら開けても大丈夫です。

でも風の通りが悪いとやっぱり暑い。

それで冬や梅雨の間は天気が悪くてあまり使われなかった「二階」と呼んでいる屋上のペントハウス(テントハウスとも言う)で過ごすことが多くなりました。

去年の夏に一部トタンの屋根を張ったので、昼も日陰で涼しくなっています。ここで食事、休憩、読書、昼寝をします。

壁がないのですから、風が吹き抜けて、とても涼し~い。

テーブルもベニヤ板より丈夫な合板を乗せて広くなりました。

このテーブル用の板はもちろん拾ってきた物。

父さんが港に何ヶ月も捨てられていたのに目を付けておいて持ち帰ったのです。

貨物船が着く広い港の資材置き場にはいろんな物が置きっぱなしになっています。

捨てるにも大きすぎて、あるいは重すぎてどうしようもないのでしょうか。

これも欲しい人にとってはいい拾い物です。

そして、テーブルの上に置かれた大きな箱。

テーブルの上の箱

遠くからでも目立ってしまいますが、これは、

テレビ

テレビを収納する箱です。

二階でくつろぐ時や食事の時に観たいと言ってテレビを持って上がったものの・・・。

一日中強い風が吹く場所なので電気製品は潮風でダメになってしまいます。

先月台風が近づいていたので念のために電気コードをはずそうとした時、差込部分が潮風でベタついていて感電しました。ビリビリビリ。

時には横殴りの雨になることもありますので、テレビをむき出しで置くのは気が引けます。

テレビの大きさに合わせて箱を作りました。

手作りの箱に入ったテレビ。

日本で家庭にテレビが普及し始めた昭和30年代のお茶の間のようです。

昔のテレビは、観ない時にはカバーを掛けたり扉を閉めてしまっていました。

放送時間も限られていて昼のニュース番組が終わると夕方まで「放送をお休みさせていただきます」と、番組無しの時間がけっこう長かったのです。

歳がバレます。

そして、夜も暑くて寝苦しい時はこのテーブルの上に寝ると快適。

朝日が昇るとまぶしくて寝ていられませんが、テーブルの東に置かれたこのテレビの箱がちょうど日除けになってくれます。

便利な箱です。



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