お話の途中ですが

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最初から読まれる方はここ「キャンプへGOその1」からどうぞ。
イノシシ天国の話の途中ですが、ここで西表キャンプの報告。
夏休み前に「サバイバルキャンプの参加者募集」をしましたが、一般からは応募者現れませんでした。
それで、来てくれそうな知り合いに片っ端から電話して呼びました。
9月に入ってからですが、環境省の職員をしているI君とその友人。
もう一人、長野県の看護師さんのA子さん(と書くと、なんか事件に関わる人みたいですが)。
この3人がキャンプに行ってくれることになりました。
I君もA子さんも牧場には何度も遊びに来てくれたことがあります。
これで人数が集まったので石垣からチャーター船で西表まで行っても割安で済みます。
3人とも住む県が離れていて同じ飛行機の便ではありませんが、何とか3人そろったところで父さんと計4人が石垣から出発。
船の所まで送るのはキャンプに参加しない私。
潮の関係で出航は朝の6時半。
船が出るのを見送るまもなくすっ飛んで家に帰る私。
子どもたちを起こして学校に行かせるからです。
そうです、9月、もう夏休みは終わって学校が始まっています。
きりんとくるみは。始めはキャンプにあまり乗り気ではなかったのですが、大好きなA子さんが参加するのでいっしょに行くことにしたのです。
それでも夏休みが終わったばかりで学校を休んで一週間もキャンプに行くというのも気が引けます。
で、2日間だけ欠席して子ども二人は後から追いかけて定期船で行くということになりました。
ところが、
「9月の○○日は、きりんさんは隣村の幼稚園に体験実習に行くことになりました」
という担任の先生からの電話。
(どうする?!)
たまたま電話を受けたのが父さん。
「キャンプに行くので体験実習には参加できません」
「うーーーん、キャンプの日程をずらせませんか?」
「だめです、本土からいっしょに行く人も以前からこの日に合わせて飛行機を取ってきますから」
「うーーーーーん、その日は2ヶ月に1度来てくれる英会話の外国人の先生の授業もあるんですけどねえ」
「きりんたちが赤ちゃんの頃からお世話になってる人で、きりんが一日遅れてくるこの人を案内して山を越えてくることになっています。きりんがいないと遭難してしまいます」
「うーーーーーーーーん、困りましたねえ、きりんさんがいないとなると授業にならないんですけど・・・」
それはそうです、小さい学校で、中学生はきりん一人だからです。
先生はすごく困っています。
でも父さんは、
「学校よりキャンプの方が大事だ!」
と言わんばかりな口調で言うもんだから、キャンプ参加が成立してしまいました。
先生、お気の毒。
なにしろ「キャンプ家族」ですから。
そしてきりんとくるみ出発の日。
今年のGWの時と同じルートで、石垣から定期船、西表の港から送迎バス、そして小さなボートで川をさかのぼり、上流で父さんと待ち合わせ。
今回は父さん朝寝坊で遅れることがないように!
今度は大丈夫でしょう、だって潮の関係で夕方ですから。
送ってもらったボートを降りて、迎えに来た父さんと3人で山を越えて反対側の海岸に出るのです。
途中で大きな岩の続く所をよじ登ったり降りたり、3時間半の行程。
途中で真っ暗になり、懐中電灯を点けての山歩き。
これは後で聞いた話ですが、途中で足を滑らせたくるみが崖から落ちかかったということです。
「くるみは、両手両足で必死で壁面の岩にしがみつき、ヤモリのように張り付いて寸でのところで止まったんだよ」
「あれ、もし下まで落ちてたら、骨折くらいじゃ済まなかったかも」
なんていう話も教えてくれたのはキャンプから帰って3日も経ってからでした。
電気も電話もないところでキャンプしていますから、通信は携帯電話のみです。
ノロシを上げることはできてもこちらからは見えません。島の反対側ですから。
1週間も居るとなるとこのケイタイの電池切れが心配です。
念のためにポータブルの充電器を持って行きますが、なるべく電池節約のために通常はスイッチOff。
一日に一回だけメール交換で安否を確認。
この日も、
「無事にキャンプ地に着いたよ」
というメールは入りましたが、崖から落ちる所だったとは思いもしませんでした。
まあ、魚も貝もいっぱい食べられて大きなケガもなく全員帰りましたからよかったんですが。
留守番の私は、同じくキャンプ不参加で高校に通う長男の送り迎え、イヌ3匹、ヤギ6頭、ニワトリ2羽の世話に、バナナやグァバなどの畑の果樹の収穫、も仰せつかり・・・。
おまけにガン検診や国勢調査員の説明会に行ってきたり、現在工事中の屋上の柱のサビ止めペンキ塗り、等等々…。
とにかく忙しかったんでございます。
そんなわけでしばらくブログ小説更新しなかったらコメディ部門ランキング8位までさがってしまいました。
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